取り組み

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医療技術の向上に向けて

回復期リハビリテーション病棟協会 研究大会で発表してきました。 2017/02/18

2月10、11日に開催されました「回復期リハビリテーション病棟協会 第30回 研究大会in 広島」に参加・発表してきました。当日は想像を超える多くの人が集まりに、研究大会の規模の大きさに驚くとともに、当院の回復期リハビリテーション病棟(以下;回リハ)を全国に知って頂くことができたと思います。

私は「当院回復期リハビリテーション病棟における多職種連携と他職種理解」というテーマで1日目にポスター発表をさせて頂きました。臨床研究は私自身の中で初めてで色々と手探りの状態だった為、不安を抱える中での発表となりましたが、無事に終えることができました。今回はアンケート形式での他職種を巻き込んだ研究ということもあり、しっかりと回収できるか不安もありました。しかし、急なアンケート調査であったにも関わらず、多くの回リハスタッフが協力して下さり、アンケート回収率83.7%という非常に高い回収率を得ることができました。この数字の高さは、他職種に対しての関心の程度やチーム連携に対する個人の意識の高さを反映する結果となったのではないかと考えます。また、アンケート結果をまとめていく中で、各職種が思うチーム連携・多職種連携に対する思いに触れ、普段の臨床での関わりの中では知り得ない、患者様や他職種に対しての考え方や価値観を知ることができました。各職種について調べていく中で、他職種の事を知っているようで知らないことが多く、まずは他職種のこと理解できるよう取り組んでいく事の重要性を改めて認識しました。

今回の発表やアンケートをきっかけに他職種についての関心が深まり、チーム医療の質的向上に繋がるきっかけになれば幸いと思っています。回リハのみならず病院スタッフ全体が協働できるよう、このような取り組みを継続していきたいと思います。

リハビリテーション科 奥島