摂食嚥下実践講座を終えて

摂食嚥下実践講座を終えて

2014/04/22 

平成25年度の「摂食嚥下実践講座」(全6回)が無事に終了いたしました。
この講座は、当院の「摂食機能検討会」の活動の1つとして行っています。
検討会は、平成15年1月に旗揚げし、早や11年目となります。
本研修会は、もともと院内スタッフの勉強会として開催していましたが、5年前から外部施設へ発信の場としてリニューアルしました。
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1.今年度の振り返り
毎 年、年度初めに、その年のテーマを考えていきますが、なるべく新しいテーマ・内容を入れながら企画していきます。今年度も、テーマを入れ替えていった結 果、参加施設が拡大していきました。外部の参加者は、11名~32名でした。また、患者さんのご家族など一般の方の参加もありました。
参加施設は、医療施設8、介護施設9(下記参照)でした。
表2
毎回、アンケートをとり、満足度を調査しますが、特に実習を入れた回は、参加者も多く、満足度も高いようです。逆に、内容を変えているにもかかわらず、前年度と似た演題で案内した回では、参加者が少ないという結果でした。
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2.来年度の「摂取嚥下実践講座」について
①演題名の工夫
・内容が具体的にわかるような演題名を工夫することが必要でしょう。

②プレゼンテーション方法のスキルアップ
・わかりやすく伝える技術の向上、プレゼンテーション方法の工夫が求められます。日頃から、各委員が自分の専門領域での情報収集を積極的に行い、自分の言葉で説明ができるようになれればと思います。

③院内スタッフの参加者数の増加
・院内スタッフの参加が、検討会委員を除くと1ケタ台というのが現状です。来年度は、特に新入職員の参加者数を増やしたいと思います。

3.今後の摂食機能療法の取り組み
平 成26年度の診療報酬改定で、経管栄養(鼻腔チューブ、胃ろう)から経口自立に向けた訓練を積極的に進める施設では、「経口摂取回復促進加算」(185 点)が付加されることになりました。嚥下機能評価や摂食機能療法を熱心に行ってきた医療施設にとって、大幅なプラス改定となります。ただし、毎月の嚥下機 能評価、カンファレンスが条件となり、内容はなかなか厳しいものです。摂食機能療法の対象者も制限がかかりそうです。当院でも、厚労省の提示する方向性に 沿った摂食機能療法の流れを作っていくことが求められます。
来年度早々に、当院でも、認定看護師が誕生予定です。今後も多職種との連携を強化して、摂食嚥下領域において地域でのナンバーワンを目指したいものです。
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摂食機能検討会
言語聴覚士 前岡 恵美